パデルでどっちのサイドを選ぶべき?あなたに合ったポジションの見極め方
目次
※本記事はThePadelSchool.com様の動画内容から引用しており、翻訳・記事化はThePadelSchool.com様の許諾を得ています。
こんにちは、パデルポ編集部です。
パデルを始めたばかりの人にとって、「自分はどちらのサイドに立てばいいのか?」という疑問はとても一般的です。ラリー中にボールがあちこちから飛んでくる中で、正しい位置に立てているかどうかは勝敗に直結する大事な要素です。本記事では、右サイドと左サイド、それぞれの役割や特徴について詳しく解説します。
左サイド:攻撃的プレーが求められるポジション
左サイドのプレイヤーは、コート中央をカバーする場面が多く、積極的に得点を狙う役割を担います。特にスマッシュでポイントを決める場面が多く、強力なオーバーヘッドショットを打てる選手に向いています。また、広い範囲をカバーする必要があるため、体力的にもややハードなポジションです。
右サイド:戦略的にゲームを組み立てる役割
一方、右サイドのプレイヤーは戦術的な役割が求められます。ボールの展開を読んでパートナーをサポートし、プレーを組み立てていくことが求められます。テクニックよりも判断力や配球力が重要で、経験豊富なプレイヤーに向いているポジションです。
左利きの選手は右サイドが定番
パデルでは、左利きの選手が右サイドを担当することが一般的です。これは、両方のプレイヤーのフォアハンドが中央に集まりやすくなるためで、攻撃の幅が広がるという利点があります。フォアハンドでのボレーやオーバーヘッドがしやすくなるため、左利きペアは非常に強力です。
実例で見る理想的なポジショニング
ベア・ゴンサレス選手は、典型的な左サイドの攻撃型プレイヤーで、鋭いスマッシュが武器です。フェデ・チンゴット選手は右サイドで試合を支配する戦略家タイプ。彼のコントロール力は高く、時に左サイドの味方が狙われるほどです。
パデルにおける「ポジショニング」の重要性
初心者はショットの技術(スマッシュやビボラなど)に意識が向きがちですが、実際に勝敗を分けるのは「ポジション」です。戦術的なスポーツであるパデルでは、どこに立っているかが最も重要な要素の一つとなります。
後衛での基本戦術:ネットを取ることを意識しよう
後ろからのプレーでは「どうやってネットを奪うか」が最大のテーマです。無理にウィナーを狙うのではなく、チキータやロブなどを使って前に出るチャンスを作りましょう。
前衛での注意点:詰めすぎは禁物!
ネットに出た後も、位置取りには注意が必要です。前に出すぎると背後のスペースが空き、ロブで抜かれるリスクが高くなります。常に相手の状況を見て、適切な距離を保つことが大切です。
まとめ:自分に合ったサイドを知り、ポジションを意識しよう
どちらのサイドに立つかは、あなたのプレースタイルや利き手によって決まりますが、共通して言えるのは「ポジショニング」が試合の勝敗に直結するということです。今後はサイドの特徴を理解し、正しい立ち位置でプレーすることを意識してみてください。