【特集】日本パデルの未来を担うジュニア選手たち|第1回 齋藤 菜絆
今回から始まった特集「日本パデルの未来を担うジュニア選手たち」。第1回に登場してくれるのは、中学1年生にして大人も出場する公式大会で優勝した実力を持つ齋藤 菜絆(さいとう なずな)選手です。彼女の素顔や想いについてたっぷりお話をうかがいました。
目次
パデルとの出会い
── 自己紹介をお願いします。
齋藤 菜絆(さいとう なずな) 、12歳、中学1年です。
── まずは、パデルを始めたきっかけを教えてください。
体験した時に楽しいと感じて、すぐにレッスンに通うことにしました。
── 初めて大会に出たときのこと、覚えていますか?
はい。とにかく怖かったです。緊張して、不安でいっぱいでした。
── これまでで一番印象に残っている試合は?
2025年2月8日の千葉チャレンジです。初出場で、初優勝できたから、とても印象に残っています。
普段の練習や意識していること
── 普段はどんな練習をしていますか?
週3回のレッスンのほか、週末はイベントや試合などに参加しています。
── 練習で意識していることや、苦手を克服するために工夫していることはありますか?
練習でも簡単なミスをしないということを常に心がけています。
── 練習中、コーチやチームメイトからもらって嬉しかった言葉はありますか?
「うまい!」と言われると、なんでも嬉しいです。

ディフェンス力では負けない!齋藤選手のプレースタイル
── 自分のプレースタイルや得意なショットを教えてください。
オールラウンドに安定したショットが打てることです!
── 「これは負けない!」と思う強みはなんですか?
ディフェンス力です!
「誰からでも応援してもらえる選手になりたい!」
── これから挑戦したい大会や目標を教えてください。
9月末にある世界大会に日本代表として出場し、勝つことです。
── 将来、どんな選手になりたいと思っていますか?
誰からでも応援してもらえる選手になりたいです。
パデルの楽しさを教えてくれた選手、それは・・・
── パデルのどんなところが楽しいですか?
壁を使ったり、頭を使うところが楽しいです。
── 好きな選手がいれば教えてください。その選手のどんなところが好きですか?
瀧田瑞月選手です。長年コーチとして、パデルの楽しさを教えてくれたからです。
こだわりのアイテムは江島神社の・・・
── こだわっているアイテムがあれば教えてください。
お守りのミサンガです。

── 試合前後や日常でやっているルーティンはありますか?
試合前には縄跳びや走ったりして体を動かします。夜寝る前にはストレッチをしています。
── パデル以外に好きなことや趣味があれば教えてください。
体を動かすこと全般が好きです。部活ではバドミントンをしています。
パデル界で個性のあるキャラといえば・・・?
── パデル界で気になっているキャラクターの方や個性があるな!と思う人はいますか?
自分!背の小さい女の子だから!
これからパデルを始める子どもたちに一言!

── 最後に、これからパデルを始める子どもたちにメッセージをお願いします。
私のように体格に恵まれていない子でも、試合で勝つことができます。
楽しいので、是非パデルをしましょう!
お母様にもインタビューさせていただきました!
── お子さんがパデルを始めたきっかけは何でしたか?
背が低いので、運動して疲れてたくさん眠るようにと習い事を探していたところ、 たまたま近所にあったパデルスクールの体験をしたら楽しいと気に入って始めました。
── ご家庭で大事にしているサポートのスタンスや心がけていることがあれば教えてください。
試合に出る出ない含めて親ではなく、自分で決めさせている。 勝敗も大事だが相手をリスペクトする事、礼儀を大切にしてもらいたいと思っています。
── 練習や試合を通じて、お子さんの成長を感じた瞬間があれば教えてください。
大人相手に堂々と試合ができるようになったことです。
── パデルを通じて親子で楽しめていることがあれば教えてください。
私(母)とイベントやレッスンを一緒に受けられることで、共通の仲間や話題があることです。
── お子様への応援のメッセージをお願いいたします。
体格には恵まれていないけど、 パデルは攻撃力だけのスポーツじゃないから、 自分の武器を手に入れて頑張って!!
小さな背中に、熱い未来を託して
小さな身体でも、想いと努力でコートを駆け抜けて、勝つ──大人相手にも負けない齋藤菜絆選手の言葉からは、誰にでもチャンスがある、というパデルというスポーツの奥深さが伝わってきました。
これからもジュニア選手たちの声をお届けしていきます。ぜひ、会場でその熱いプレーを見届けてください。
次回はまた新たな才能に光を当てていきます。
未来のパデルをつくる若きプレイヤーたちの物語を、どうぞお楽しみに。